2018.3.19

今更ながらミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」を読んだ。ずっと読みたかったはずなのに、何故だか機会を逃していたらしい。久しぶりに一気読み。映画の脚本に詰まっていた作者が新聞の隅にある「売ります買います」みたいな広告を出している(売る側)の人にただ会いに行く、というレポート。出てくる人物達(老若男女)、売るもの(革ジャンからおたまじゃくしまで)、それぞれの人となり、そしてヒストリーが半端なく面白い。同時に自分の住む世界のことや考え方についても、うーむ唸った。

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