2020.2.21

その卸先さんとは長年取引しているけれど、そこから初めて仕入れた商品が本日届いた。それを見たのは10代後半から20代前半に大好きだった渋谷のキャットストリートにあった、今は無き雑貨店。店内の配置、何が何処に置いてあったかも昨日の事の様に思い出せる。勿論ダンディーな髭の店主と奥様?の顔も。いつも緊張とワクワクの混在した気持ちで通っていたなぁ。そこで購入したポーチや手袋、ナイロンバッグなどはまだ持っているし、未だに使っているものもある。そうやってちょっと背伸びして行っていた場所や買ったものには付随して私にとって沢山のものをもたらしてくれていたのだと今になって分かる。そして有難い事に好きが高じてこうして雑貨屋をしている。あの頃の店主は今の私くらいの年齢なのだろうか…。