月: 2019年10月

子どものお友達がお泊りに来た。年上のお姉さんで本当に優しい。ユーチューバーばりに二人で動画を撮ったり、モデルとカメラマンになりきって撮影会したり、流石おしゃまな二人と思っていたが、100均に買い物へ行き、お揃いのハート型メガホンを購入してから雲行き怪しく。帰宅の車中でメガホン使って監督ゴッコ。(我が子)「はい！カットカット〜(怒)！鯉のぼりがのぼるシーン、もう一回！」(一体どんなシーン？)とか、(お友達)「ねーねー演歌で1番好きな曲なーに？(演歌縛り…)あたしは、一番星(天童よしみ…)」渋過ぎでしょ！その問いに対して我が子は校歌歌い出すし…。面白すぎるんですけど。元気ない人たちにこれらの会話を録音して聞かせたいほど。

小学校低学年の頃から両親と共に来店してくれている子が、社会人になって早数年。今日は一年振りくらいに店に来てくれたのだけど、初め全く気付けず。だってあまりにも美しくなっていて(元々可愛いのだけど)。その時々で高校生になった！車の免許取った！就職した！みたいな報告を受け、もはや気持ちは親戚のおばちゃん。時の流れを感じると共に、こうして来続けてくれるという事、そして自分も楽しいままこうやって店を続けていられる事に改めて感謝の日だった。これからも成長見守らせてー。

子どもが所属する合唱部が地区の音楽祭に出場。なんと金賞受賞の知らせ。次は県大会？になるのかな。内容はよく分かっていませんが、頑張った成果がこんな風に出てよかったね。顧問の先生方や大好きな先輩達、お友達、行きたい場所や人がある(いる)という事がなにより嬉しい。つくづく周囲の人に恵まれているなぁと思うし、感謝しかない。優しさも伝染するもんなぁ。

知人が始めた店で、友人達とランチ。店主はニコニコ顔の飄々と何でもやってのけちゃう印象のある人。だからこそ店も軽やかに始まった訳で。見ていて気持ち良い。そして我々久しぶりに集合したメンバーとは子供の話、将来の話、やりたい事、やっている事など近況報告。こちらも気持ち良い人たちで、湿り気ゼロ。イイね〜。時間が足りな過ぎるのでまた次回。

明後日は親友の誕生日。もはや20年来の付き合いの彼女。毎年贈り合う誕生日プレゼントも、万が一昨年と同じものあげた、なんて事になりそうで、今年はサプライズもクソもなく「ねーねーこれって去年あげたっけ！？」なんて確認する始末…。ダメさ全開。今年からはノートにメモすることにしました。もう一人、11月の友人にも確認しなきゃダメだな…。

日中はまだまだ暑くて、何を着ていいのやら迷うが、陽が落ちると何処からともなく金木犀の香り。秋はやっぱり来ているんだなと幸せな気分(と、同時に寂しさもあり)。今日から税率も変わるため、なんとなーく変にソワソワしていたし、お客さんが急にパッタリ来なくなったりして…と心配したりも(実は)していたが、杞憂に終わる。普段と変わらない10月の始まりに一安心。

増税に備えて店内のプライス変更作業を少しずつやっていたが、進めるにつけ、怒りが…。もっと別の財源あるでしょうに。その場しのぎの軽減税率対応とか、その為の設備整備等に幾らかけてんの？と思うし、そもそも一個人が大切にされている気にならないのが問題だと思う。建前と現実のあまりの違いに日々愕然とするが、こうなっているのは自分達の選択なのかと思うと猛省。せめて我が子達の為に今私達世代が頑張らなくてはならないし、幼い頃から世の中のしくみやおかしな事を学ぶ事がやっぱり必要だなぁ。エンパシー。

他人事とは思えぬショックな事があり、一人では抱えきれずすぐに母親に電話。幾つになってもこうして頼りにするのは母である事は色々な意味で幸せな事だなと思う(多種多様な困難を見聞きするにつけ)。そして、何か自分に出来ることはないか必死に考える。帰宅して、子どもにも伝えると、彼女なりに考えたようで手紙を書くという。一気に書き上げたのを私に読んでくれたのだが、嘘のない、飾らない彼女らしい手紙。その相手からも、そしていつも周囲にいる人たちから貰っている思いやりの精神が染み込んでいる事をしみじみ感じられたし、大人になったものだなぁと。