2018.3.20

小雨の降る中、coova(コーバ)の秋冬の展示会へ。こんなに早く新作を見られるとはー。そして相変わらずの素敵さ。久しぶりに背筋がゾクゾクした!この感動を早く店でも伝えたいー!しかし、ホントによくこんな事を考えつくものだなぁ。また、本日の個人的な反省は都会の人ぶって頑張って薄着で行ったのに都内もめちゃくちゃ寒くて泣きそうになったこと。

2018.3.19

今更ながらミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」を読んだ。ずっと読みたかったはずなのに、何故だか機会を逃していたらしい。久しぶりに一気読み。映画の脚本に詰まっていた作者が新聞の隅にある「売ります買います」みたいな広告を出している(売る側)の人にただ会いに行く、というレポート。出てくる人物達(老若男女)、売るもの(革ジャンからおたまじゃくしまで)、それぞれの人となり、そしてヒストリーが半端なく面白い。同時に自分の住む世界のことや考え方についても、うーむ唸った。

2018.3.18

久しぶりに祖父母登場。毎年恒例の3月生まれの会。我が父、体調が芳しくなかったらしいが手打ちそばを打ってきてくれた。早く食べたいのに、子どもによる出し物が7つもあり(歌、ピアノ演奏、スイミーの暗唱、パントマイム、コインマジック、なぞなぞ、プレゼント進呈)テキトーになんて見聞きしていたら激昂されるので神妙な顔でひと通り鑑賞。拍手喝采を浴びて満足し、ようやく乾杯。相変わらず美味!頂き物の蕗に春を感じる。

2018.3.17

この雑記を書いて何だかんだと数年経過。初めは日々の出来事や自分が思った事を忘れないように、との思いでやっていた気がするが、途中からは、考えることを止めないように、書いてきている気がする。不思議なことに、書こうと思っていた事と書き始めたら途中から全く異なる内容になる事もあって、自分はホントはこう思っていたんだなぁと客観的に知ることもあり、これが自分自身で面白いから(読んだ人がどう思うかは全く別)書いているのかなぁと思ったり。

2018.3.16

知人の娘さんが4月から新生活とのこと。野田琺瑯のボウルを幾つか持たせようかと思っているとの相談。ボウル、と言えば私にも思い入れが。社会人で上京した極貧の私が初めて住んだのは風呂無し(辛うじて和式トイレは付いていた)一間のアパート。必需品の購入もままならぬ中で、忘れもしない豪徳寺商店街の百均にてザルとボウルのセット(で100円とは!)を買ったのだった。そして、それは別に気に入っている訳でもないのに引っ越す度に持ち歩き(そしてその先でなかなかハードに使い)、漏れずに今の家にもあって尚、現役…。20年近く一緒にいて、もはや捨てられる気がしない。そして刻印はmade in japan。流石。

2018.3.15

本日は免許更新。いつも思うけどあの交通安全のためのDVDを観るとますます運転したくなくなる。そもそも運転嫌いでセンスもないから毎日恐怖でしかないし、あんなDVDみたいな事になったら…と思うと背筋も凍る。警察署を出てから慎重になったのは言うまでもなく。そしてもう一つ毎度思う事。写真撮影をするのに、「鏡もありますから〜」とか言われても、万人が見える範囲にある“鏡を見ている自分を人に見られる恥ずかしさ”ったら無い。(誰も見てないけどー)

2018.3.14

本日はホワイトデー。日頃の感謝の意味を込めてバレンタインに差し上げたささやかなお菓子なのに、あげた意味が無くなってしまっているんですけどーという位にお返しを頂戴してしまって、どうしたものか…と思っているのは親だけで、子どもは片っ端から開封。キャラクターものの靴下、なんて今まで買ってあげたことがないから嬉々として即座に履き替えながら「今まで地味なものばっかで嫌だったんだ…」(そうだったのね…)とか何とか、ゴニョゴニョ言っていた。ディズニーランドでわざわざ購入してきてくれたらしいクッキーなんて、中身は全部出して、宝物のシール入れに。他にも食べ切れぬ量の洋菓子や、嬉しい手紙など。何よりも気持ちが嬉しい。

2018.3.13

芥川賞受賞作の「百年泥」。面白かった〜。この作家さん好きだわと思った。更に受賞のインタビューを読む。「私というのは、私であって私ではない。(中略)人間同士はコミュニケーションする。それはお互いの一部をやり取りし合うことであり、一人の人間の中におびただしい他の人間の存在が混ざり合って、お互いを交換し合いながら存在しているのだと考えるようになった(だから一人の力でできたなどとはとても思えない)」。少し前に読んだ西加奈子の小説でも同じ様なこと言ってたな〜。自分なんて自分であって自分では無いと考えると色々楽だわー。

2018.3.12

『母をたずねて三千里』完結編?とかいうDVDを借りて来て見ているのだが、マルコに襲いかかる数々の試練に次ぐ試練(またこれがショートバージョンだからか、試練しか無いように見える)。ブレノスアイレス行きの列車から放り出され、歩いてトゥクマンを目指すマルコ。乾いた荒野を飲まず食わずで歩き続ける。足も怪我をしているし、音楽は暗いしで、初めは私の後ろに隠れて見ていた子どもが、もう耐えられず「お母さん、とめて〜〜〜」半泣き。確かに大人でも見ているのが辛かったよ…。

2018.3.11

「主人といつも(私の事を)応援したいねって話しているんだよ」なんて嬉しすぎるお言葉を頂いた日。そそそそんな〜!ありがたい。こんなちゃらんぽらんな私がそんな言葉をかけてもらえるなんて…いいんでしょうか?こうして今までやってこられたのも、何とか生きてこられたのも、それはそれは沢山の人たちのおかげだなぁと改めて分かる。メールやメッセージ、手紙などもありがとう!気にかけてもらえる喜び。こんな嬉しい誕生日ってない。