松村圭一郎『うしろめたさの人類学』を読む。エチオピアの人たちの他人との関わり合い方や距離感はすごく羨ましく思えると同時に、非常に面倒くさいとも思う。普段自分と他人は全く別なものと思っているけれど、自分だって明日はどうなるか分からない訳で、そう考えた時に全てをひっくるめて受け入れ、受け入れられている社会に不安は無いだろうな…。エチオピアは決して経済的に豊かな訳ではないかもしれないが、自分と異なる人や物事が普段は見えない様になっている今現在の日本(や自分)は果たして幸福と言えるのかしら…と考えさせられる一冊。繰り返し読みたい。
2020.6.28
ずいぶんと久しぶりに、子どもの保育園時代からのお友達親子三組で持ち寄りランチ。それぞれ子ども達は身長も伸び、言動も大人っぽくなってずいぶん成長したが、バブバブの赤ちゃん時代から知っているからか、遊んでいて子ども同士険悪になっても“〇〇ちゃんだから”とか“お互い様”、が根底にあるから非常に楽。我が子と親友は確実に喧嘩になる(と皆分かってる)し、漏れなく本日も短い時間内に2、3度喧嘩になるも、やっぱり大好きで全く後腐れなくて良い。これが幼馴染みというやつか。羨ましいよ。
2020.6.26
今日は久々にタイ料理のテイクアウト。毎度思うけど、こんなに大盛りのテイクアウトって見たことない。掘っても掘ってもまだ出てくる。食べ盛りの子供がいるとこんな盛りになるのかなぁなんて思いつつ、結局ペロッと食べてしまう。いつも食べるとハッピーになる料理だわ〜。これ以上に作る人が、まんま出てしまうものって無い気がする。鼻歌が聞こえてきそう。
2020.6.25
子どものクラスメイトの子が可愛がっているというへびの編みぐるみ(お母さんが作ったものらしい)の話を連日聞いてきてアタシも是非とも欲しい!とお願いしたらなんと我が子にも作って下さり、我が家に仲間入り。嬉々として名前をつけ、写真を撮ったり、ストーリー仕立ての動画を撮ったり、夜じゅうそんなことをしていた。赤い舌がチロチロしていて結構リアルなヘビ子。自分の首に巻きつけて就寝。
2020.6.23
取引先の営業の子が久しぶりに来てくれる。このコロナ事情で色んな事が(良いことも悪いことも)見えるようになっちゃったよねーという話になる。営業職なら尚のことだろうと想像する。何でもそうだけれど100人いたら100通りの考えや感じ方がある訳で、そうだからこそ、人の話を聞くのは本当に面白いし、自分の浅はかさや無能さにも気付ける。そしてきまってこの子に会うと背筋が伸びる思いがする。我が子にもこうあって欲しいと思うお手本。
2020.6.22
楽譜はとっくに渡されていたが、なかなか取りかかれずにいた、次回のピアノ発表会課題曲の譜読みをようやく始める。この連弾をYouTubeで聴くと本当に素敵〜と思うけれど、いざ実際、私が出来るの?と不安しかない。片や我が子はたいそう気に入って次々と進んでいる模様。彼女に怒られないように練習頑張らなくちゃだなぁ…。この世界観も良くて気に入っている。
2020.6.21
遅れてきたゴールデンウィークの如き忙しさ。ほんとに有難いし、二日酔い気味だったのも何処へやら、あっという間に時間が過ぎてしまった。ちゃんと遠くから(近くからも)見てくれている人が居るのだなぁと感じることもあり、実直且つ、粛々とやっていく事を改めて心に誓う。何も大それたことは出来ないけれど、自分を欺かないように、勿論他人も同じこと、と心に誓う。
2020.6.20
久方ぶりの同世代飲み。いや〜最高の時間だったけれど、私がもしまだ若くて隣のテーブルでこの会合が開かれていたら、ずーっと眉をしかめていただろうと思う。そして“ああいうおばさんにはなるまい!”と心に誓ったと思う。だがしかし、当人達は絶好調。歳を重ねるにつれ、魂が解放されていくような時間。改めてサイコーな人たちと知り合えたものだ。美味しいものをこうして気兼ねのない人たちと囲めること、自粛後だから尚のこと感謝。
2020.6.19
昨日届いた中でも「たまご」という短編集の漫画が異常によくて、唸る。全て近しい人同士の(同僚、母娘、兄弟など)関係性を描いていて、シンプルすぎる描写だけに一層グッとくる。私の毎日は子どもと仕事がメインな訳で、この短編集の中でもとりわけ「エリコとカナコ」というバリキャリの母親と小学生女子の一編にグググ(ムムム)となった。他に「星に願いを」は何度見返しても泣ける。見えないものをなんてことない風に掬い上げられる技術に、驚愕する漫画。さてもう一回読もうっと。
2020.6.18
この二カ月余り、何だか本も読む気にならず…でいたのがここに来て欲求爆発。という訳で絶対に潰れて欲しくない本屋さんからオンラインで注文。気になっていたものがどーんと届き、ウハウハしながらひたすら午後は読書三昧。読み終えるのがどれも勿体ないが、止まらない〜!幸せ〜!一度読み始めるとまた気になるものが出てくるもので、困る。