2020.3.8

フェミニスト関連の本は多様に出ているけれど、今読んでいる「ぼそぼそ声のフェミニズム」(栗田隆子著)は今まで読んだことのあるコレ関連の本とは全く異なるから自分にとってはとっつき易い。中にもある様に、何となく“勉強していないから”とか“自分には教養(や教育を受けていない)がないから”という前置きが付いてフェミニズムについて語る事が憚られるという感覚があったし、権威ある男性に媚びないためには前述の様なことが不可欠なのではないかと思わされていたのだと知ったし、著者のように『分からない』ということをつぶやき続けるという姿勢こそが必要なのだろう。

2020.3.6

「インターネットは海を見ているようで 井戸しか見てない」と何かで読んだ(出典忘却)。昨今の諸問題を考えてみると、この前述の通りなのだなぁと、自戒の念を込めて書く。自分の頭で考える、様々な人達(老若男女)の話を聞く、出来るだけ外の世界を見る。出来ることからやらなければ。井戸に落ちる前に。あとは“あなたへのオススメ”に出てこない本を読む、も入れよう。(ちょっと検索にかけたことから派生して、あっという間にインスタや動画の広告がそれ一色になってビビっているので。)

2020.3.5

悪い事を考え始めたらキリがない。こういう時は過去の自分の中の最悪だった時期や出来事を思い出したらどんどん霞んでいくから不思議なもので。逆に言えば、最悪な出来事を経験していなかったら、この様に(自分は)考えられなかった訳で、なんとなく乗り越えて然るべきの事柄だったのでしょう、と思う。中学生の頃読んだ雑誌の中に“スペースシャトルに乗せられたライカ犬よりはマシだ”と日々の最悪な状況を乗り切る為に男の子がその犬の事を想像する映画があったなぁと思い出した『My life as a dog』。昨日の天気も思い出せない今日この頃だが、こんなにすぐにタイトル思い出せるなんて、自分スゴイ(っていうかこれがもしや加齢…)

2020.3.4

疲れも溜まっていたのか、子どもが久しぶりの発熱。しかし、こんなご時世なのでちょっとドキドキ。新型コロナの症状について風邪との違いを調べたり、今日だけでは判断付かないな、など思いながら過ごす。喉の痛みと鼻水だから風邪だとは思うけれど。ムラに元気なので、お絵かきしりとりしたり、社会の教科書を開いて学校ゴッコしたり、今月号〈たくさんのふしぎ〉もちょうど届いて、それが石川直樹の『アラスカで一番高い山 デナリに登る』だったもので、喜び勇んで読む。付録に美しいデナリのポスターも付いており子どもといつか行ってみたいねーなど思いを馳せる、布団の上での一日。

2020.3.3

昨日登校した子どもが、「人数が少な過ぎて女子は一人しかいなかったからつまんない、今日いきたくなーい」とゴネて泣いているのをなだめながら、お昼だけでもテンションが上がるように雛祭り弁当を作る。我ながら可愛いお弁当の出来に思わず写真なんて撮ってみる(自分のテンション上げてどうする)。しかし、いざ登校してみると大好きなお友達が来ていて、私など振り向きもせず駆け寄って行ってしまった。良かった良かった。お友達の力は偉大。

2020.3.2

新型コロナの影響を鑑みて本日から学校は一斉休みだが、ありがたい事に子どもの通う学校は(預け先が無い親に限り)今週いっぱい授業なし、お弁当持ちで登校可能。自分が子供だったらこんなにワクワクする状況ってない気がする。少人数で、一日中自由時間!好きな席に座り、自由に勉強したり本読んだり、好きな様にお弁当を食べるんだろう。いいなぁ。私も子供だったら良かったなー。なかなか体験できる事じゃないから存分に楽しまなきゃ損損。

2020.3.1

学生時代にバイトしていた喫茶店へ顔を出す。20年以上前なのに、ついこないだまで働いていたかの様に迎えてくれるご夫妻。聞けば創業30年という。私なんてたった2年程の役立たずのバイト生だったにもかかわらず、賄いに、就業後は家まで一人一人車で送って下さり、至れり尽くせり。とにかく良くして頂いた。だから人気で学生バイトも相当数いて、まるで部活の様な雰囲気だったから楽しかった記憶しかない。帰省したら出来ることなら顔を出したいと思うし、自分の姿や子どもの成長もちょこちょこ見てもらいたい。同時間に他にも会いに来たらしい女性がいて、人徳と店を継続する喜びを目の当たりにした気がした。

2020.2.29

今日は地元の友人親子と遊ぶ。子どもたちは初対面だったけれど、きっとウマが合うだろうと思っていたのでなんの心配もせず。案の定、何年も前から知ってたみたいな二人。子ども同士の関係の構築性ってサイコーだ。オススメのカフェや文房具店(大好き)に連れて行ってもらい、大満足。暖かい1日だったからその後は吾妻山が美しく見える場所の広大なアスレチックに行き、体を目一杯動かしたり、宝探しゴッコに興じたり、最終的には半袖短パンになり泥だらけのお友達。昨日からの悶々とした気分も晴れた。