“宗教から現代社会を問う①”という新聞記事を読んだ。若松英輔というカトリック信者で批評家の人の発言がやたら響く。「苦しんでいる人に【解】を与えることが宗教的本義ではなく、共に苦しむ事が最も根源的なこと」「近代の人間は【どう生きるか】を考えてきたが、宗教的には人間を真ん中に置くのではなく【どう生かされているのか】という問題になる」。私は無宗教だけど、こう考えられたら楽になれる人がいっぱいいるんじゃないか。改めて人と共に宗教が今まで在り続けてきた歴史も知りたくなった。続編も楽しみだ。
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