月: 2017年8月

思考回路は訓練だと思う。元来持ったものかもしれないし、環境もあるのかもしれないけれど、最後はやっぱり自分自身こうありたいという理想みたいなものに向かうように、自分を仕向ける作業でもあるんじゃないか、と良くも悪くも最近話をした人たちから感じた事。はて、自身はどうか。

朝、新聞を見ながら我が子とお友達二人と戦争についての話をする。こんな風に健康で幸せに暮らせている事に感謝と、近頃の近隣国の暴走や大国の挑発などでもし、また逆戻りしてしまったら…と思うと本当に怖い。戦争孤児についての記事も読んだので尚更。目の前のこの可愛い子供達に置き換えてみたら辛い、けれど他人事では済まされないし、もはや過去の事と呑気にしている場合でもないのかもしれない。本当にどうにかせねば。まずは知る事から。

子どもが0歳児から一緒に過ごした大親友がお泊まりに来る日。前の晩から(というかもう数週間前から待ちわびていたので)朝の時点でテンションがおかしい事に。夕方学童へお迎えに行った時には既に(まだこれからが本番=泊まるってのに)興奮し過ぎて声がガラガラ、ハスキーボイスになっていて笑ってしまった。温泉からの回転寿司、見ていても本当に楽しそうな二人。でも帰宅後コッタリと寝てしまった。また明日が楽しみだね。

フリーランスで働く友人から本を2冊貰った。うち一冊は伊集院静の「贈る言葉」(ｎｏｔ海援隊)。成人の日と新社会人の入社の日に新聞広告に掲載されたメッセージをまとめたものだが、どのページも心に沁みる。例えば「本当に価値のあるもは見えにくい」例えば「孤独を知ることは、他人を知ることだ」そして「本物の仕事は、生きる力は、己以外の誰かのために存在している」。二回目の成人という歳で読めた事で、また新たな気持ちになれた気がする。

毎夏恒例になりつつある塩原での川遊び。今回、年齢は様々だけど、奇しくも全員一人っ子の女子が計4名。それぞれがマイペースのおかげで喧嘩にもならず。唯一の小学生の我が子は小さい子の面倒をみ、(てるんだか、しつこく抱きついたりして嫌がられたり)お姉さんっぷりを発揮。ピクニックランチ、初めての”とて焼き”などなど、楽しい一日を過ごした。締めは年長さんの子と我が子で何故か「バレンタインデーキッス」の歌に合わせたダンス披露。昭和？(歌えちゃう自分…)

今宵もホムパにお呼ばれ。めくるめく美味しいワールドにどっぷり。飲まないつもりだったけど、こんなに美味しいものを前にしてそんなの無理！という訳で次々と魔法の様に出てくるご馳走を頂きながら話もお酒も進んでしまったのだった。子どもは前日のわなげでゲットした犬のぬいぐるみでゴッコ遊びにエンドレスで付き合ってくれたお兄さんにロックオン！この上ない満足の様子だった。

お店でも10年以上取引のあるアレッポの石鹸。シリアの情勢については言わずもがな、だが、世界最古の都市と言われるアレッポでのオリーブオイルの石鹸作りが不可能になり海辺の町に職人ごと移動したのがもう3年前。平和が戻るのは一体いつなんだろう。今まで1000年以上も脈々と続けられてきたことが今、自分が生きているこの一瞬の時に不可能になるという惨さと不条理。ニュースを読む度、石鹸を見る度に思うこと。

都内の親友宅に宿泊した翌日、どこに行きたいか子どもに聞いてみるとディズニーストア！と言う訳でららぽーと横浜へドライブ。ストア内を少なく見積もっても10周ほどし(遠目から見物していた私)、商品をくまなく見て、悩みに悩んだ子どもが最終的に選んだものはミニー型の超シンプルな2wayポシェットだった。しかもコスパ良し。我が子ながらナイス選択！と大いなる賛辞を送った。きっとオモチャ的なものになるのだろうなぁとぼんやり諦めていただけに、また一段と成長を感じたのだった。吟味する事も覚えたんだね。

子どもがずっと前から楽しみにしていた舞台「ピーターパン」の観劇へ。終始食い入るように、前のめり気味に見ている、というより自身もその世界に入ってしまっている感じが隣から伝わってきたし、他の子ども達の反応も然り。親としても、周囲に気兼ねせず(子どもだらけで)楽しめた事も良かったな。そして何より、宙吊りの迫力と歌声は子どもならずとも引き込まれた。この演目が長年続いている理由が分かった気がした。ラス1のどんぐりネックレスも購入出来て大満足の彼女。行けて良かったね。

楽しみすぎる事があると、ここ最近決まって具合が悪くなる我が子…。今日も朝から咳と微熱。彼女にはどうしても行きたい場所と泊まりたい所があり、どんだけ祈るの？という程、この時ばかりは神頼み。半ば諦めていたけれどこんなにも行きたいのなら、という訳でお薬も頑張って飲んでもらって、早々に床に入り、お祈りしまくって就寝。さて、どうなりますか…。