2020.8.7

数日間【わからなさ】について考えている訳だが、考えてもみたら店での充実の日々はこの【わからなさ】があってこそ。誰が来るのかも、何が売れるのかも、自分の気分すらもわからない。話をしたお客様のことはもちろん“本当のところ”(って何?)“理解”など出来っこない。数ミリでもこちらと何かしら触れ合える部分があったらラッキー。コミュニケーション“能力”とか言って問われる昨今だけれどもそもそもコミュニケーションとは『他者や場との関係によって変わってくるはずのもの』(貴戸理恵「コミュ障の社会学」より)というわけだからいつだって欠けていて然るべきだという事実に安堵する。