2016.9.10

堀井和子さんのインタビュー記事を読んだ。「1ページだけでも好きなページがあったらその本は買うようにしている」必ずいつか自分の栄養になるし、そういうものに出会えただけでも幸せだし、そのページからいろいろな発想が出てくるという。自分がまだ中学生〜高校生で、雑誌oliveを貪るように読んでいた頃に毎回切り抜いていたのが堀井さんのページだった。あれは確実に栄養になっていると自分でも思うし(olive自体も)、好きだったものはその頃から全く変わっていないし、あの頃にあの雑誌に出会えて良かったとつくづく思う。

2016.9.9

昨晩の台風も過ぎ去り、気持ち良い秋晴れの中、今日は店を友人に任せて展示会巡り。取引先の担当者に会って近況報告したり、いいなぁと思えるプロダクト(と人)に出会えたり、知り合いがブースに立っていて嬉しかったり、楽しみにしていた新作が期待以上だったり。また、展示会の最終地、池袋にある小さなブックギャラリーに足を運んだ。ここは私が15,6年前に取り寄せていたミニ新聞(の様なもの)を作っている人がやっている本屋で、取り寄せていた頃は確か練馬にあった気がしたけど、とにかく初めて伺った。二つの目玉だけじゃ到底足りない本屋。自費出版の本やらミニコミ的なもの、グッズやポストカード、レアな古い絵本や本、版画などなど。奥のギャラリーでは、どいかやさんの絵本原画展もやっておりラッキー。絵本に子供の名入りサインを頂きホクホク。店主にも件の取り寄せの旨も話してみたりして本当に収穫の多い、いい1日だった。

2016.9.8

今朝のこと。布団の中で寝ぼけ眼でいるとリビングからカチャというお皿の当たる音が聞こえた気がした。子供は隣で寝ているはずだし(数分前に確認済)何事!?と思って(一瞬泥棒かと思う…)起きてみると、すっかり着替えを済ませた子供がテーブルにお皿やカトラリー、お水などを並べている!ビックリして「どうしたの?」と聞くと「これから掃除機もかけるから」という。 そういえば、昨晩も綺麗にお布団を敷いて、セッティングしてくれたんだった。それが完璧で、「ほんとに助かります〜」と伝えた時にそういえば、「明日も(何だかを)やってあげるね!」とか言ってたかも…まさか私より先に起きてお手伝いする日が来るとは…(感涙)

2016.9.7

ほんとに毎日地味ーな生活を送っている訳なんだけど(もう、それは比べたらキリがなく…)、そんな中でも誰かがちゃんとどこかで見ていてくれるんだなと分かる瞬間があって、それがすこぶる嬉しい。間接的で嬉しいことの一つ。そうじゃなくても、いい言葉を直接受け取る場面の多い、素晴らしい仕事なんですが。

2016.9.6

目的としている欲しいもの(イメージ通りのもの)が見つからないときの買い物ほど疲れるものってない。だからと言って妥協はしたくない。というかそもそも、それほどの重要性を実は感じていない為、探す行為も楽しくないのかもしれない。一体何なんだーわたしー。それを身に着けている自分が想像できないもんだからこういう事態になるんだわ。と本日の買い物不漁による考察。

2016.9.5

気になっていた児童書の「おいぼれミック」を読んだ。小学生向け?なので10分くらいでサクサクっと読めるし、文体も軽くて爽やかな読後感。だけどじわじわ考えさせられる。インド系移民のシク教徒である主人公の男の子と隣人の超人種差別主義者のがんこ爺さん、親戚や友達との関係など。人間関係や、宗教観、マジョリティとマイノリティについていろいろ考えさせられるけど、細分化していったら何かしらみんなマイノリティーなんじゃないかとも思う。もちろん私もそう。そして単純にシク教徒の考え方っていいなとも思う。

2016.9.4

今日も沢山の人と色んな話をしたなぁ。身近に自分もこうなりたい!と思える人がいるんだと話してくれた方。未来のため、自分自身のためになかなかに困難で厳しい選択をしてみたという方(でも晴れ晴れとした表情だった)。こういう(雑貨的なもの)ものと普段は全く接点のない場所に身を置いていると心底癒されると言ってくれる方。明後日から海外旅行に行くのに友達にお土産を選んでいってくれる方(ワクワクが伝わるなー)などなど。店をやっててよかったと改めて思うのでした。

2016.9.3

子供なりにあの小さい体と頭でいろーんなことを考えているんだということが、よく分かる出来事(言動)が立て続けにあった。下らなくて可愛いことから、割とデリケートなことまで。他人や大人達からの言葉はまだまだ額面通りにしか受け取らない(それでいいんだけど)だろうけど、その言葉一つで感じ取っている感情はそれはそれはいっぱいあって、迂闊に適当なことは言えないと思った次第。それでなくともこちら大人側の事情で振り回すことばかりなので反省しきり。でも、自分がこの位の時って何にも考えていなかったような…今もそうだ…

2016.9.2

毎晩の子供の寝相がすごい。ちょっとした運動になっているような気がするほど。どうやって移動しているのか定かでないが270°は回っていて、たまに一周して元に戻っている時すらある。私も夜中に一度か二度くらいは(一応母親として気にはなっているのか、あとはトイレに起きるとかだけど)目を覚ます。見ると真横になっている、真逆になっている、なんてザラ。それで私もそんなことになっている子供を元の位置に寝させ直すのかと言われたら、していない訳で、するといえば、その寝相になっている子供とバッティングしないように自分の寝位置を変えるだけ。気持ち良さそうに寝ている子供は毎朝、食べてしまいたいほど可愛い。(起きたらバトルですが…)

2016.9.1

子供は食べないだろうなと思いながら、朝、”じゃこししとう”炒めを作った(クックパッド参照)。夕飯に出したらおいしーおいしーと言いながらお代わりしまくり、気持ちよく完食。また作って、絶対ね、とか言われるほど。ししとうが新鮮で美味しかったんだと思う。に、しても渋いな。唐揚げとかは見向きもしない渋好みの我が子。