2016.10.21

最近の我が子は「これ食べると髪が伸びるよ」という魔法の言葉で何でも食べる。とにかくロングヘアに憧れる5歳女子(もうすぐ6歳)。お風呂上がりはかなりの確率でバスタオルやフェイスタオルを髪に見立てて垂らし、掻き上げてみたり、結んでみたり擬似ロングしている。しかし、可哀想なことにこの私に容赦なくザク切りされてしまうのでした。でも、これ書いてたら健気で切なくなってきた(からと言って伸ばさないけどー)

2016.10.20

私の癖がものすごーく嫌だったらしく、子供が紙に「〇〇きんし」と書き、私の似顔絵と名前まで入れた張り紙を10枚近く書いて家中に貼ってしまった…。玄関、洗面所、お風呂場の扉、トイレの中、廊下の扉、ダイニングに2枚、キッチンの扉、寝室。もう、これだけすればしないでしょ!とでも言いたげ(でも、何も言わない…)はいはい、とっても反省しました。癖もこのスパルタで改善しそうです。

2016.10.19

店内一部改装中のため、毎日多岐にわたる職人さんが出入りして作業してくれている。そのスピードもさることながら、言葉そのものの意味そのままに「腕一本で」仕事する様子に惚れ惚れしている。各分野のプロ、というか各所にほぼ一人だから決断とか判断を瞬時に自身でしなければならないだろうし、ミスは許されないだろうから相当のプレッシャーだろうなと思って尊敬の眼差しで毎日見ている。ともあれ、どんな仕上がりになるのやら楽しみ。

2016.10.18

今日から学生気分を味わえることになった。「起立、礼、よろしくお願いします」なんて、何十年振り!新鮮!!年齢も性別も出身も様々なクラスメイト。自己紹介でさえみんなでコミュニケーションが取れるっていうのは年を重ねて身に付けた”良い”図々しさかもしれないと思う(若い子ごめん)。どこまで身につくかは自分次第だと思うけれど、できる限り出席したいと思って帰路に着いた。

2016.10.17

卵の固さについて。「半熟」はよく使うけど、じゃあ固ゆでは、「完熟」じゃないの?と私。ええー「全熟」じゃないの?と母親。「全熟」なんて聞いたことないけど〜?調べようとなって、いつもならタブレットで調べるのだけど久しぶりに新明解国語辞典を開く。固ゆでは「全熟」でした。やっぱりこの辞典は”読み物”として面白い。ついつい読んじゃう。いっとき赤瀬川原平の影響で読んでいたんだけどその名残で紙があちこちに挟んであった。【ばか】の項目を開くと①記憶力・理解力の鈍さが常識を超える様子。また、そうとしか言いようのない人。と書いてあり、更に[人をののしる時に最も普通に使うが、公の席で使うと刺激が強すぎることが有る]と書いてあって笑える。もう少し読もうっと。

2016.10.16

通勤路にあるお寺の入り口のお知らせボードみたいなものが変わっていた。いつもいい言葉が掲げてあるのだけど、今回は「心は見えないが、言葉は見える」。言葉に心が表れるということだったかな。心が穏やかな時は優しい言葉が出るもんなぁ。このお知らせボードによってハッとさせられる事多し。ありがとうございます。

2016.10.15

久しぶりにおじいちゃんおばあちゃん登場(私がhelpcallしたのだが…)。前回来てくれた際に”かぼちゃスープ”という絵本を読んで「おじいちゃん、かぼちゃのお家作って〜」と無理難題を押し付けていた子供。帰ってからコツコツと日々作り続けていた様で、その完成品を持参してきてくれた。今までになく高いクオリティー(ダンボールクオリティー)に一同歓声。満足気なおじいちゃん。子供も出たり入ったり、室内には小さな棚(もちろんダンボール)もあったりして、自分だけの「基地感」に嬉しそう。この孫への熱量ってスゴイ。自分にも相当の愛情をずっと感じていますが。

2016.10.14

帰宅してみると黒い物体が廊下の隅の方に延々と落ちていた。初めはお隣さんが鉢植えでも購入してその土が落ちているのかなと思ったが、それにしては我が家(一番端)を通り越して突き当たりまで続いている。何だか変だなと思ってよ〜く見てみると細かい粒粒がふわふわしながら動いている。えっ、虫?とか言いながら子供と騒いでいるとお隣さんが出てきて「どうやらススみたいだよ、何でだろうね、どこから飛んできたんだろうね」と言う。触ってみると手が真っ黒。なんでこんなところにススが…。お風呂に入ろうと子供の顔を見たらあちこちにススが付いて黒い。自分の顔も然り。何だか変な体験だった。

2016.10.13

子供がお芋掘り遠足に行って沢山のサツマイモを採ってきてくれた。今朝はシンプルに出汁煮にしたら甘くて美味しくていくらでも食べられた。素材がいいものはやっぱりシンプルに食すのが一番おいしいなと実感。さて、残りの3本はどうやって食べようかしら。旬と言えば先日盛岡で食べた秋刀魚のつみれ煮も美味しかったなぁ。自分で作れる気がしないけど。

2016.10.12

旅行の際に持参する本はいつも悩むところだが、今回は何故か宮沢章夫のエッセイだった。学生の頃友人宅にあったのを借りたのが出会い。刊行されたのが平成6年だから22年も前ー?時代を感じる内容も多々あるけれどとにかく下らないことばかり真剣に考えていてニヤニヤが止まらない。例えば、”だらしない”についてのエッセイ。「『ずり落ちる』ああ、いやだ。何ともいやな気分に人をさせる。腰まで泥に浸かったまま、丹念に家計簿をつけるような言葉だ。」とか。もっと旅気分を高揚させるような本の選択がなかったのかと自分でも思うけど、後の祭り。