diary

少女のまま歳をとったような我が母親。自分が歳をとったからそう感じるのか、ほんとに素直で可愛い人だと思う。好奇心も旺盛で話好きだから家に来てくれるとお互いに伝えたいことが多くてひたすら会話している。だから私の昔からの交遊関係から恋愛関係から、お客様のこと、ご近所情報などよく知っている、だけでなく、よく覚えている。ボケ防止にもってこいかな。

喋ってばかりの一日。ついつい楽しくて気付いたら展示も終いの時間になっていた。知らないお客様同士がああでもない、こうでもない、とお互いに選んだり着てみたりするのが見ていて面白いし、勉強になる。お店もそうだけど来てくれた人がその時間だけでも別な時間を味わって貰えたらいい。

展示受注会を5日間やらせて貰っている最中。普段と違う場所で違うことをするのは楽しいし(厳密に言うとお店だって一日として同じ日はないのだけど)自分ひとりで出来ることなんて何もないとしみじみ感じる。一体何人達の労力、時間、気持ちを借りて出来ていることか!!それに、なんと言っても来てくれるお客さんがいなければ始まらない訳です。みなさんほんとにありがとう～気にかけてくれている人たちも含めてありがとう～

久しぶりに両親が来てくれた(孫守り)。私が帰宅した頃には子供のテンションはそれはそれは高く、ふと父をみるとぐったりしている。”ごっこ遊び”をひたすらしていたらしい。長時間付き合うのはほんと大変。ご苦労様です。私は帰宅後からまた始まった”ごっこ遊び”を見ながら母の作る、春のたけのこご飯を心行くまで堪能。いつの間にか木の芽の美味しさが分かるようになったんだわ～

大好きな友人は沢山いる。昨日話したそのひとりはいつもキラキラしている。”表現上”ではなくほんとに光っているように見える。ネガティブな要素が見当たらないからだろうか。様々なことをサラっとやり、押し付けがましい感じがないからだろうか。そして何より彼女の生み出すご飯、お菓子はどれもやさしくて美味しい!こんなのを毎日食べて育つ彼女の息子達。絶対に間違いない!!
自分の手抜きご飯を反省するのでした…我が子、ごめん!!

今回、お洋服の展示会をやらせて貰っている場所は、隣がデザイン事務所？になっている(はず)なんだけど、事務所というより集会所みたいな雰囲気に見える。内装工事を自分たちでしていることもあるが、友達だけでなく、ご近所さんや子供達までも誰かしらが毎日来ている。主の懐の深さとみんなから愛される(心配される)キャラクターだからなのかも。今後がますます楽しみに。

年に２回行われるあるメーカーの展示会に伺った。かれこれ10年近くお取引があるから20回くらいは足を運んでいるはずなのに、慣れない。いい意味で。
いつもお互いに緊張感がある気がする。専ら初日に伺うからという理由もあるかもしれないけれど、そういった緊張感や全力感やストイックさが(商品の見た目ではなく)こちらの背筋を正してくれる。そして、デザイナーさん本人はもとより、どのスタッフの方も一生懸命で謙虚。ますます惚れてしまうのでした。

スペイン巡礼中の妹から(一応)ゴールであるサンティアゴ･デ･コンポステーラのあるガリシア州にとうとう入ったとのメールが届く。今までのどの旅とも違う気持ちになっているらしい。知らない国の知らないみちしか歩いていないのに不安がなくて、知り合いがいないのに、みんな知り合いみたいな感じだそう。味わってみたいー。子連れ、ロバ連れ、犬連れで巡礼の人達もいるらしいから励みになる(!?)