今年もやりますCOOVA(コーバ)展

早いもので12月になりました。
今年も当店では「ふたまたストール」でお馴染み、COOVA展を致します。
3回目の今年は店内にて。
2016年12月10日(土)〜18日(日)まで ※13日(火)は定休日です
11:00〜18:00
初日と二日目はコーバの瀬谷さんも立ってくださいます。
着こなし(巻きこなし!?)がいつも素敵な瀬谷さんに直々レクチャーして頂くのもアリかと。
新作も届きますよ

COOVAふたまたショール

コーバのふたまたストールの新色、新素材です。
リネン×シルク×アルパカ!!!
シャリっとしっとり、フワといった感じでまさに今からのシーズンにうってつけ。
まだまだ蒸し暑さの残る日(かつ、室内では冷房ガンガン)だったり
朝晩涼しくなってきて、秋の気配を感じることが増えてくる頃。
色もヴィヴィットで可愛いー
イエロー×グレー、
ピンク×グレーなんてたまらんたまらん。
異素材の組み合わせの妙が流石です。
また、幅も十分にありますので、肩に羽織るのも素敵です。
各¥21000(+消費税)

オールドマンズテーラー

オールドマンズテーラーより爽やかストライプ、ギンガムチェックが届きました。
どれもリネン100%でシャリっと気持ちいい!
定番のルーミーシャツは風もよく通すので、夏でも爽快です。日よけにもなります。
一度袖を通すと、その心地よさが病みつきに!?
ルーミーシャツ(White stripe,Brush check)
¥32000(+消費税)
バッグは内布(綿)付きですので、張り感があります。
サイズ 横幅42㎝×高さ47㎝(マチ無し)×持ち手57㎝
Black,Sax
¥8000(+消費税)
ショールは正方形に近い形。
一枚あると冷房対策に便利ですよ。
サイズ 約120×116㎝
Black,Sax
¥11000(+消費税)

キャネヴィールキリム

昨日あんなに暖かかったのが嘘のような黒磯です。
今日ご紹介するのはトルコのキャネヴィールと呼ばれる織物です。
私は初めて目にして、おおらかな糸のばらつき、麻本来の白っぽいベージュの素朴さ、使い込まれてこなれた質感、所々に赤や茶の色が入っているところなど、この織物に一目で惹かれてしまいました。
強いヘンプ(大麻草)を手で紡いで!(繊維の延びしろが少ない麻から…と思ったらどれだけ大変な作業か想像するだけで手が荒れそう)、織り機で平織りにしています。
キャネヴィールキリムは主にトルコ、アナトリアのアフィヨン、南部アダナ、または北部の黒海地域などで織られたものだそうです。
ぶどうなどの果実や、ナッツを天日干したり、農作業の合間の日除けなどに用いられたキャネヴィールキリム。袋状になったものは、穀物や豆など運搬、保存用に使われていたようです。ですからウールのキリムが牧民の布なのに対し、麻のキャネヴィールは農民の布だと言うことができます。
ちなみにこのキャネヴィールキリムは大麻草の作付け制限の始まった1970年代以前に織られたもので、アナトリアの農家の納屋に眠っていたものが市場に出てきたものです。
本日載せているのは大きなクッションカバーですが、大きなフロアマットサイズのキリムもございます。かなり素敵です(こちらはインディゴ染め)
クッションカバー(中綿入り)/正方形 縦横:約47㎝ ¥7600
クッションカバーのみ/長方形 縦:約37㎝ 横:約57㎝ ¥6300

COOVA展 始まりました

展示会が始まりましたー!
本日と明日、二日間は瀬谷さんがギャラリーに立ってくださっています。
直接お話や布の成り立ち、巻き方などもアドバイス頂けますよ♪
来てくださる方達が様々に巻いているのを見ると、次々欲しくなります〜
瀬谷さんがサラッと巻いてくれるだけであっという間に素敵になったりもして、
魔法のよう。
お待ちしています〜

COOVAの民族ブランケット

ぐるぐると巻き付けて使う
「民族マフラー」を(※2014.12.18gallery記事参照のこと)
全身を覆ったり、
羽織ったり、と
形を変えて使ってみたい。
柔らかく大きな布になれば、
より心地よく寒さをしのげるだろう。
通常は服地に使用される糸で
ふんわりと軽く、
柔らかな肌触りのブランケットに
仕上げた。
どこの国の布かわからないような不思議なテキスタイルが
個性的なブランケットです。
昨年の展示会にて、お客様が羽織ったり巻いたりしているのをみていたら
ああいう服にも似合うのかーとか年齢問わずに羽織れるなぁとか、
スタイルが限定されないブランケットだななど感心してしまい、
ついつい購入してしまったのでした。
これまた持ってもらうと軽さに驚かれると思います。
羽織るだけでなく、ソファの背もたれにかけたり
ベッドにかけたりしても素敵です。
Sサイズ (75×130㎝) ¥28728
Lサイズもあります(150×130㎝) ¥41040

正面をキルトピンで留めても可愛いです

ぐるっと巻いてもいい

COOVAのちぢみタータンチェック

布を考えるとき、
既に形にできた物から
少しづつ、
家系図を派生させていきたいと
思って制作している。
「タータンチェック」の
軸にある要素は変えずに、
新たな家族を
増やせないかと考えた。
どうせなら役割も分担させたいから、
使う時期をもっと集中させてみよう。
ぐっと縮みを入れたことで
布に触れた時の温かさが増し、
自然と寒い季節をイメージさせる。
また、この縮みは布全体に緩やかな
起伏を生み、どこか親しみやすい
表情を生んだ。
ウール56%
綿44%
レッド、グレー、キャメルネイビー、ピンクブルー、ブルー ¥21600

前回ご紹介したタータンチェックの縮みバージョン。
全く同素材、同配合なのにこんなにも雰囲気が変わります。
幅は半分ほどなりますが、ふわふわと、まるでガーゼのような風合い。

COOVAタータンチェック

ピンクブルー

キャメルネイビー

同じ一枚の布を
形を変えながら使い続けることで、
自分のいる環境や
季節が変化していくことを
感じさせられる。
布にはそういう役割もあると思う。
巻き付けるだけではなく、
広げて羽織ったりすることで
布は簡単に衣服にもなる。
春から秋まで通して使えるように
薄手に仕上げ、
長い年月を超えても
用いられる柄である、2種類のタータンチェックを
一枚に収めた。
実際、本当に薄くて、空気をたくさん含み軽やかにお使いいただけるストールです。
ウール 56%
綿 44%
真夏以外は季節通して巻いて頂けますし、
大体のお客様が見た目より、巻いた感じの軽さに驚かれます。
大きく広げて肩にバサッとかける、
首元にぐるぐる巻きにする、など。
大きさの違うタータンチェックの柄の出方の面白さとお得感(?)もあります。
レッド、グレー、キャメルネイビー、ピンクブルー、ブルー 各 ¥19440
※現時点で店にはレッド、キャメルネイビー、ピンクブルーのみ在庫がございます

COOVA タッセルストール

近頃の私のヘビーローテーションアイテムはこのタッセルストール。
シルクとリネンの混合のストールなのですが、巻きやすい、合わせやすい、持ち運びもコンパクト、つけ心地最高、且つこれだけで十分暖かい、ときているのでそりゃ出番も多くなってしまう訳です。
これしか持っていないんじゃと思われそうなくらいしているかもしれません。
タッセルの付いたストールを今まで持っていなかったのもありますが、これがポイントになって可愛いのと、絶妙なサイズ感(正方形でもない四角形)、テキトーにぐるぐる巻いても不思議と様になる、よく考えられて設計してあるなぁと思うストールです。
たたんであると分からないのですが、着けているうちにフワッフワになり、一層巻きやすくなります。
異素材の組み合わせがグラデーションとなり、とても綺麗。

絹59%
麻41%
イエロー、グレー、ブルーの3色(画像はグレーです) ¥22680

COOVA(コーバ)のこと

COOVA(コーバ)は工場(こうば)で作っていることから名付けたそう。
企画・布の設計を全て一人でやっている瀬谷さんは、もともと東京の八王子にあった服地の企画製造、みやしん(株)で働いていた人。その工場閉鎖に伴い、独立してCOOVAを立ち上げたのですが、布に対する熱量が半端ない!
瀬谷さんの思いを少しだけご紹介します。
“布で伝えたいこと”
布に囲まれる環境にいたことで、
見た目や質感、素材などで
人の感覚を心地よく刺激する力を
布は持っていると
感じるようになりました。
せわしなく日常を過ごしていても、
その時自分がいる環境や
季節を感じる瞬間があることで、
ふと、気持ちが落ち着くことがある。
自分が作る布を使ってもらうことで、
そのことを感じてもらえたらいいと
考えました。
そしてもし、
暮らしの中でその役割を布に託すなら、
いろいろな要素の境目に立てる布なら
使いやすくて人の感覚を邪魔せず
寄り添えるかもしれない。
身に着けることから広がって
場所や雰囲気を
作るような役割も与えてみたい。
こんなことを日々考えながらどんなもの作っているのか気になりませんか?
とにかく手に取り、身につけてみてください。