2019.9.28

この一人との接客だけで、ものすごーく心が満たされて今日は店じまいしても良いかなとか思える事がある。今日は朝イチがそうだった。お母さんの誕生日プレゼントを探しに来てくれた中学生(これだけで泣ける)。お節介オバさん丸出しで、色々話しちゃったけれど、「お母さんがこのお店を好きだから、(ここの物なら)なんでもいいんです」みたいな事を言ってくれて、しかも、安い買い物でないのに…ウルウル。という。始まりがこんなだったので、ありがたい事に、終日幸せな気持ちで、店に立たせて貰えた日。

2019.9.27

ピアノ発表会まで約一カ月…。指にが入っているせいで手全体が痛い。でもこれではベターっとした音になってしまうそう。手首がゆるゆるの状態になっているのが理想なんだろうけれど、これには相当な訓練が要ると言っていた。また、先生はよく様々な例えを挙げてくれるのだけど、それがすごく分かりやすい。例えばペダリング。車の運転をする時と一緒で無意識のうちにアクセルとブレーキを踏み分けている様に、これも訓練するしかないと。様々な例えや打鍵方法を聞くにつけ、ピアノってスポーツ的なのかもしれないと思うようになってきた今日この頃。大人になってから新しい世界を見ることはなんて楽しい事かと!(でも、思うようには全く出来ないというジレンマ)

2019.9.26

冬に企画している打ち合わせも兼ねてCOOVAの合同展示会へ。広い会場に圧巻の物量。陽の光と外に絡まる植物、天井の高い空間が商品とマッチして、一層素敵に見える。新しい試みも、継続でのパターンもどちらにもワクワクが止まらない。企画展を楽しみにされている方々に早くお見せしたいものばかり。何と言っても自分が一番楽しみな訳で、今年も新作を巻いてしまいそうな予感…。

2019.9.25

我が子は現在小学校三年生。正直に言うと私には彼女の事がよく分からない、というと語弊があるが、言動が面白い生き物、という場所から、大人であり子供の様な捉えどころのない一個人、に変化してきた。それだけ過渡期ということなのだろうし、そもそも別の人間だから分からないのは当たり前な気もするし(だから対立もする)、一緒にいる時間が長いから、何となく分かるという部分もあるし、丸8年一緒に過ごしているけど、まーまだまだ毎日面白いし、可愛いことこの上ない。

2019.9.24

ようやくブレイディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読む。息子を中心としたイギリスでの日々にページをめくる手が止まらない!しかしながら、日本の教育ってびっくりするほど遅れているのだなと思わざるをえない。イギリスでは小学生の頃から『子どもの権利』について繰り返し教わる他、中1の時点で『シティズンシップ・エデュケーション(政治教育とか市民教育という意味のよう)』が義務付けられているとのこと。“エンパシー”なんて、実は全然知らなかったが(無知にも程がある!)、“自分がその人の立場だったらどうだろうと想像することによって、誰かの感情や経験を分かち合う“能力”』シンパシーとも異なる。世の中的にエンパシー不足だなぁ。

2019.9.22

大方の予想を裏切り、真夏様な暑さの中、子どもが通う学童全体のお祭りで那珂川河畔公園へ。オープニングでのダンスを踊りたいと言っていたので(練習していた様だし)、開会式から参加。子どもが踊るのを観覧する筈が、何故だかあれよあれよと衣装のレインボー腰ミノを着けさせられて、前に出ている自分。全く踊れませんけど!?ノリノリで踊る施設長さんを見ながらどうにかやり過ごす。お祭り自体は出店数も多いし、激安だし(だって大体が100円200円)、ステージでも様々な催しやライブもあって充実。何より保護者も支援員さん達も子どもたちの為に忙しい合間を縫ってこの準備等してくれたのだと思ったら感動的ですらある訳で。来年はダンス練習して臨もう。

2019.9.21

引き続き、子どものスパイ活動は水面下で進行中の模様。静かになってるなぁと思ったら、本を読んでるか、押し入れの中の小部屋でスパイノートブックに書き物してるかのどちらか。何を見聞きしているのだかとっても興味あるが、「お母さんが昨日の夜、アタシに対してひどかった事も書いてあるからね!」と脅迫めいたことも言ってくる。想像するしか無いけれど、空想というか妄想ノートになってるんじゃないかな〜。

2019.9.20

朝食時、何気なく話していたら、子どもが「こないだは(合唱部発表)初めてで きんちょうしすぎて、うまくできなかったけど、他の人(先輩)がこう歌うのかーとか分かってよかった」と言い出し、急にツーランクくらいの成長を感じた。部活動自体も初めて、大勢の人の前に立つのも(舞台)初めて、もちろん、人前で歌うのも初めて、というよく考えたらそりゃあ緊張するよねという状況。そしてこんな風に自分と他人を比較しつつ吸収しているのだと思ったら、ちょっと感動。の、すぐ後に「あれ!?歯が無くなった気がする!(とおもむろに口の中を触る)あ、あるわ!」一歩進んで二歩下がる。

2019.9.19

武田砂鉄の“紋切り型社会”をようやく読んでいる。面白い!そしてかなりドキッとする。身につまされる。いかに言葉の表面しか見えていないかと分かったというか、ズル賢い人たちの思うがままに操られていることか、と自分自身に呆れるような。自分の選択する言葉(話す事も書く事も)によって意思を表明しているという事を自覚して発さなければならないし、そのように見聞きしなければと肝に銘じたし、タモリってやっぱりすごいと思った。(なんだこの締め)

2019.9.18

珍しく朝からとってもだるく副鼻腔炎の気もあり、薬を飲み飲み店にいたが帰宅する頃には、もうダメ〜という感じで、その旨子どもに伝えると「大丈夫、アタシごはん作るから!ねてて!」と力強い言葉。とりあえずゆで卵だけセットして、布団に横になると知らぬ間に本気寝しており、起きたらトレーに乗せたご飯が運ばれてきた。お豆ときゅうりのサラダ(きゅうりはちゃんと輪切りになっていた)、納豆ご飯、ゆで卵(熱湯からどうやって出したのか聞くとお玉を使ったと言っていた)、水、以上。ともかく気持ちが嬉しいし、少しずつ成長していると感じた出来事。