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昨日あんなに暖かかったのが嘘のような黒磯です。
今日ご紹介するのはトルコのキャネヴィールと呼ばれる織物です。
私は初めて目にして、おおらかな糸のばらつき、麻本来の白っぽいベージュの素朴さ、使い込まれてこなれた質感、所々に赤や茶の色が入っているところなど、この織物に一目で惹かれてしまいました。
強いヘンプ(大麻草)を手で紡いで!(繊維の延びしろが少ない麻から…と思ったらどれだけ大変な作業か想像するだけで手が荒れそう)、織り機で平織りにしています。
キャネヴィールキリムは主にトルコ、アナトリアのアフィヨン、南部アダナ、または北部の黒海地域などで織られたものだそうです。
ぶどうなどの果実や、ナッツを天日干したり、農作業の合間の日除けなどに用いられたキャネヴィールキリム。袋状になったものは、穀物や豆など運搬、保存用に使われていたようです。ですからウールのキリムが牧民の布なのに対し、麻のキャネヴィールは農民の布だと言うことができます。
ちなみにこのキャネヴィールキリムは大麻草の作付け制限の始まった1970年代以前に織られたもので、アナトリアの農家の納屋に眠っていたものが市場に出てきたものです。
本日載せているのは大きなクッションカバーですが、大きなフロアマットサイズのキリムもございます。かなり素敵です(こちらはインディゴ染め)
クッションカバー(中綿入り)/正方形 縦横:約47㎝ ¥7600
クッションカバーのみ/長方形 縦:約37㎝ 横:約57㎝ ¥6300
今日ご紹介するのはトルコのキャネヴィールと呼ばれる織物です。
私は初めて目にして、おおらかな糸のばらつき、麻本来の白っぽいベージュの素朴さ、使い込まれてこなれた質感、所々に赤や茶の色が入っているところなど、この織物に一目で惹かれてしまいました。
強いヘンプ(大麻草)を手で紡いで!(繊維の延びしろが少ない麻から…と思ったらどれだけ大変な作業か想像するだけで手が荒れそう)、織り機で平織りにしています。
キャネヴィールキリムは主にトルコ、アナトリアのアフィヨン、南部アダナ、または北部の黒海地域などで織られたものだそうです。
ぶどうなどの果実や、ナッツを天日干したり、農作業の合間の日除けなどに用いられたキャネヴィールキリム。袋状になったものは、穀物や豆など運搬、保存用に使われていたようです。ですからウールのキリムが牧民の布なのに対し、麻のキャネヴィールは農民の布だと言うことができます。
ちなみにこのキャネヴィールキリムは大麻草の作付け制限の始まった1970年代以前に織られたもので、アナトリアの農家の納屋に眠っていたものが市場に出てきたものです。
本日載せているのは大きなクッションカバーですが、大きなフロアマットサイズのキリムもございます。かなり素敵です(こちらはインディゴ染め)
クッションカバー(中綿入り)/正方形 縦横:約47㎝ ¥7600
クッションカバーのみ/長方形 縦:約37㎝ 横:約57㎝ ¥6300