2019.12.22

今月の「たくさんのふしぎ」は角幡唯介著、山村浩二絵『極夜の探険』。一見真っ黒な表紙の中で、じっくりと目を凝らして見ると、一匹の犬、ソリ、そして一人の姿が見える。本物の太陽が見たいと願い、その太陽が昇らない時期の北極をたった一人、GPSも持たずに星の位置だけを頼りに探険した本人の記録。本を読んでいて(子供向けだけど)久しぶりに味わうこの感じ。本に吸い込まれるような、時が止まるような、自分がまるで真っ暗な北極にいるような錯覚を起こさせてくれた。やっぱり本編『極夜行』も読もう。

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