2019.2.17

本日は友人夫妻宅にランチのお呼ばれ。子どもはとっても楽しみにしていて、準備に余念がなく前夜から着る服、持ち物、朝の用意などを得意のメモに書き「これで良し!」と満足げ。いざお邪魔するとそこには大好物のホワイトボード。ここから怒涛の学校ゴッコ。大変申し訳ないが招待してくれた夫妻が一人ずつ時間差で生徒役になり、授業を受けたりテストを受けさせられたりしていた…。私は、というと見た目も可愛くて美味しい手料理に舌鼓をうつ。沢山遊んで貰って大喜びの我が子。大変お世話になりました〜。

2019.2.16

お店には色々なお客様が来てくださる。先日嬉しかったのは、遠方からわざわざ、以前当店で購入したものの経年変化を見せに来てくださったおじさま。奥様がプレゼントしてくれたそうで丁寧に使い込まれている感じが伝わってきたし、当店を探して来てくれた様子だったのも二重に嬉しい。また、別の常連さんからは「この店に来ると夢見心地になって、現実感が薄くなる」と言われたこと。矛盾しているようだが、日常で使うものを扱ってはいるけれど、少しでも日常を忘れられる様な空間でありたいと思う。

2019.2.15

今時期は様々な展示会シーズン。今回も小さな合同展から巨大な展示会まで息つく間もなくハシゴ。いいものを見られて(仕入れも少し出来て)良かったし、何より、いつもお世話になっている取引先の方に会えて話せる事が喜びでもある。改めて素敵な人たち(いわゆる営業の方)と取引させて貰っているなぁ。都会の中の何万人という人間とすれ違う中で、こうして関係性を築ける人たちがいる事が奇跡の様だ。そして今回出会った人たちの中にもそういう可能性のある人がいるかもしれないと思うとなんて面白い仕事なんだろうと思う。もちろん、モノありきなんだけど、やっぱり最終的には人間力。

2019.2.14

スイミングから帰宅する車中で「今日、同じコース(で泳いでいる少し年上の)男の子に“バレンタインデーだからぼくにチョコちょうだい”って言われたんだけど“悪いんだけど あなたのこと 何も知らないから チョコはあげられない。バレンタインって好きな人にあげるものでしょう?”って答えたんだ」と子どもが言った。台詞のような発言…。チョコちょうだいなんて可愛い事を言う男の子に対してシビアすぎやしませんか?お嬢さん。

2019.2.13

笹井宏之という歌人の「えーえんとくちから」(歌集)を買った。タイトルも“永遠と口から”なのか、はたまた泣いている様子なのか、“永遠解く力”なのか、不明な辺りにも惹かれたが、本中の歌も自分にグッとくるのがいっぱいあって何度も何度も読み返す。例えば【ばらばらですきなものばかりありすぎてああいっそぜんぶのみこんでしまいたい】とか【掘り下げてゆけばあなたは水脈で私の庭へつながっていた】とか【それはもう「またね」も聞こえないくらい雨降ってます ドア閉まります】とかとかとか。優しくて少し哀しい、そんな歌の数々。

2019.2.12

子どもを迎えに行くとウキウキで「今日ねすごーいことがあったんだよ!なんだと思う?」えーなんだろ…?「せきがえがあってね、なんと となりは○○君(好きな子)!」えーそれはテンション上がるねー!「しかも、後ろのせきは△ちゃんと□ちゃん(近所で仲良しの子達)!!」彼女にとったら何と夢のような席順。お喋りし過ぎてまたすぐに席替えにならぬよう気をつけてもらわないとな…。でもますます学校が楽しみになっていいね。

2019.2.11

ほうじ茶の香りを嗅ぐと、いつも郷愁に誘われる気がしていた。果たしてこれは?と考えていたら、保育園(もしくは幼稚園)の頃毎日出されていたあの匂い。そして丸くて小さな白いザラザラした肝油ドロップひと粒。家に肝油の缶がある子とか羨ましかったな〜。こう書いていたら食べてみたくなってきた。すっごく美味しかったイメージだが、実際どうなんだろ。いつの間にか遠くへ来たものだ。

2019.2.10

普段の二月では考えられないほど混雑している三連休でホントにありがたいし、楽しい。喋り通しで喉はカラカラ、身体も疲れてはいるけれどこの充実感ったらない。家に帰れば、手伝いに来てくれている両親の美味しいご飯と話題に事欠かない子どもがいて、バレンタインだからと言って私にまでチョコレートをくれる人の優しさを噛み締める。

2019.2.9

久しぶりの雪。とは言っても積もるほどではなく。でも舞っている雪を見ると何故だかテンションが上がる。美しいからなのか。自分の中の細胞が意識していないところで喜んでいるからなのか。なんて事を考えるとやっぱり美しいものをより多く見たり感じたりした方がいろいろおトク?(と急に下世話感)。子どもにもより多くの本物と美しいものを見せてあげなければ。と思う。自然は十分ホンモノで美しいけれど。

2019.2.8

初めて来店下さったおじさまとおばさまの元気な三人組。話すこと話すことに笑っちゃったが、その中のお一人が「こーゆー店は、ほんっとに好きじゃなきゃやってらんないわよね〜、そうでしょ?」「囲まれてるだけで幸せなんでしょ?」と言った。確かにそうです。だって中学生くらいからずーっと雑貨と呼ばれるものが好きなんだもの。毎日好きなものに囲まれているからか割と幸福度が高い方なのかもしれないなぁ。