2019.12.25

そしてクリスマスの朝。枕元にあるプレゼントに気付いたはずなのに、起き上がる気配が無い。あれ〜?と思っていたら数分経過してから「お母さん、サンタさん来たんだ、プレゼント開けてもいいかなぁ」と言う。もちろんだよ、と答えると飛び起きた。なんだろう?気持ちを落ち着かせていたのかな?何を届けてくれたのか逡巡していたのかな?結果、大喜びだったからサンタクロースは一安心しましたとさ。こんな朝の光景がこの日は様々な場所で繰り広げられているのかと思うと、それだけで幸せな気分になる。

2019.12.24

ぼやぼやしていたら、あっという間にクリスマスイブ。サンタ業務を危うく忘れるところだった。毎年サンタからの手紙を添えるも、最近は「サンタの字がお母さんに似てる〜」など言い始め、鋭さを増す我が子に対する手立ては無いものかと思っていたのだけど、他人に書いて貰えばいいのか!と思い立ち、店に来店した友人を捕まえて、文面まで考えて貰い事無きを得た。字が変わる事自体には疑問を持たないであろう(多分)。素敵なクリスマスになりますよう。

2019.12.23

店には自分の好きなものを置いている訳で、喉から手がでるほど欲しい!とか、あまりに可愛すぎて店に出したくないとか(どんな店だ)、取り敢えず今週いっぱい様子見で、とかそんな風に思っている商品だらけ。気心知れたお客様とはあーだこーだ言い合ったり、一緒になって試着したり、買った方が良いよ!なんて逆接客されたり(どんな店だ再)、そんな時間も楽しい我が店。

2019.12.22

今月の「たくさんのふしぎ」は角幡唯介著、山村浩二絵『極夜の探険』。一見真っ黒な表紙の中で、じっくりと目を凝らして見ると、一匹の犬、ソリ、そして一人の姿が見える。本物の太陽が見たいと願い、その太陽が昇らない時期の北極をたった一人、GPSも持たずに星の位置だけを頼りに探険した本人の記録。本を読んでいて(子供向けだけど)久しぶりに味わうこの感じ。本に吸い込まれるような、時が止まるような、自分がまるで真っ暗な北極にいるような錯覚を起こさせてくれた。やっぱり本編『極夜行』も読もう。

2019.12.21

今夜はちょっと早いクリスマスパーティー。まずは子どもの賛美歌「荒野の果てに」のピアノ演奏(一部)。先日ピアノで習ったものらしい。気分も盛り上がったところで乾杯とプレゼント交換。おじいちゃんからは「シートン動物記」、おばあちゃんからは「世の中の不思議」という本、お父さんからはタンタンの相棒スノーウィのぬいぐるみ、私は探しに探した鍵付きの黒い革バッグ(もちろん合皮)、それが彼女のイメージにぴったりだったようで、茶色じゃないだけでコレだよコレーーー!と大喜びしてくれたので、ホッと一安心。人が喜ぶ姿って本当に幸せ。

2019.12.20

色々な方面から情報を仕入れてくる子ども。今日はものすごく感情を込めた表情で♪会いたくて〜会いたーくて 震える〜♪(西野カナ)と歌っていた。私がそれって誰に会いたいのかな?と聞いてみると「ヒーターじゃない?だって震えるほど寒いんでしょ」との答え。イイねイイね!なるほどね!これからもっともっと新しい価値観を私に教えてちょうだい!凝り固まってはダメだわね。

2019.12.19

リトアニアには山がない、という事で那須の殺生石や那須山付近の大丸駐車場までお連れする。目の前の山々に興味深く見入ったり双眼鏡で眺めたり、素朴な質問を受けたり。この近距離に美しい川や山がある幸せ、改めて自分の暮らす場所が誇らしく思えたし、どこかしらで、誰かしらに会って挨拶を交わす私を見て「まるでリトアニアみたい」と言われる。コンパクトな町や人との距離感がその様な感想になったのだろうと思い嬉しくなった。バタバタとお連れして疲れさせてしまったかも…と思いつつも、また別な季節にも是非来てもらいたいなぁ。

2019.12.18

今夏リトアニア旅行でお世話になったお二人とそのお母様が黒磯に遊びに来てくれた。心待ちにしていた私たち。ランチ後まずは当店へお連れする。お取引している商品が店内に点在している事を喜んで下さったり、店の作りや周囲の店舗も興味深く見てくださった様子。会える事が楽しみすぎてきっと授業に集中できなかったであろう子どもを下校後に拾って那須のSHOZOへ。久しぶりの対面に狂喜。初対面のお母様にもガンガン話しかけていた。まだまだ一緒に居たかったのか、別れ際から子どもは号泣。明日は駅に見送りに行こうと約束。

2019.12.17

子どもが帰宅の車中で「お母さんに話さなくちゃならないことがあるんだ」と切り出される。お友達と何かあったかなと思って聞き始めた。「今日の授業中に、わこの所に妖精が来たの、それでどうしても一緒に家に行きたいっていうから連れてきちゃったんだけど、いい?」「名前はオリビアって言って、出身地はハワイなんだって」(黒磯寒くないかな?と言うと)「大丈夫大丈夫、だって家の中に居るだけだし、どうしてもわこんちに住みたいんだって」「家に入ったらしょうかいするね」という訳で、ご紹介にあずかり、本日より住人が増えました。

2019.12.16

自分が多少なりとも困った時にすぐに助けを求められる人たちが思い浮かぶ、というのは、本当にありがたいし、心強いことだなぁ。それは対価としてお金が発生する関係ももちろん含めて(むしろ介在した方がスムーズな場合もあるし)だけど、結局何某かの依頼って、“その物”に対してより、“誰に”の方が重要な気がするから、尚のこと。